スマホの縦スクロールに合わせた漫画作りを意識する必要はあるのか?

 

少し前に、韓国ではスマホの縦スクロールに合わせた漫画が増えてきている という記事を読んで、その時に日本で漫画を描く人はこれは意識した方が良いのか? と考えた事がありました。

 

スマホの縦スクロールに合わせた漫画と、今までの紙媒体の雑誌やコミックスに載っている形の漫画、これからどちらが普及していくのだろう?とか、

 

これから漫画を描く人は、スマホの縦スクロールを意識した漫画作りをする必要があるのだろうか?とか考えました。

 

 

僕の結論としては
意識しなくて良いでした。

 

なぜと言うと、読者にとってベストなものが自然と普及するのだと思うのですが、読者にとってベストな漫画とは面白い漫画で、面白い漫画がどこから生み出されるのかを考えると、主に大手出版社が関係したところだと思います。

 

そしてその大手出版社はスマホ縦スクロールの漫画作りについて、おそらく全く意識していないと思われます。

 

従来の紙ベースの漫画作りの知識やノウハウやテクニックが貯まっていて、今のやり方がベストパフォーマンスを発揮できる形だと思っているとか、移行する必要ないと考えているのか、移行させられないとか、何が理由なのかはわからないですが、

 

結論の意識しなくて良いは合ってる気がします。

 

 

これは大ヒット漫画を作る側の人と、新しい漫画のプラットフォームを作る側の人の問題で、新しい漫画のプラットフォームを作る側の人も新しい漫画を立ち上げたりもすると思いますが、

 

大ヒット漫画を作る側の人が多分スマホの形に合わす気がないので、プラットフォームを作る側の人が大ヒット漫画を作る側の人に合わせていく事になるような気がします。

 

なのでより紙の本っぽい電子書籍は普及すると思いますが、主流の漫画の原型が変わることは今のところ日本では無いような気がします。次の新しい媒体が出てきても変わらないかもしれません。

 

新しい技術が出てきたら、拡散のされ方や原作の漫画を利用して作られる物は目新しい物が誕生すると思いますが、

 

漫画を描く人は、ただ昔ながらの形の漫画を描いていれば良いのだと思います。

 

※ この記事は2020/7/14に

書いたブログ記事の転載です