こんにちは。このページには、
英語を中心とした語学留学体験談のフランス版(詳細:アルプス、リヨン、パリ他)を載せています。
体験談と、勉強方法のアドバイスもあるのでこれから留学を考えている方や、語学に興味がある方にも役立つ記事になっているかと思います!
初公開日:2022年7月25日
最終更新日:2022年12月27日
留学先:
フランス アルプス
ジェーンさん(女性)
以前から勉強していたフランス語をさらに磨くために留学を決めました。場所はパリではなく、アルプスの街を選びました。
とても楽しみにしていたものの、出発前に母が作ってくれたワンピースを着て飛行機に乗ると、しばらく家族と会えないことに涙がこぼれました。
勉強をするために来たものの、実家暮らしだったわたしには勉強以外の試練が沢山ありました・・・。
携帯やネットの契約、銀行の契約、どれも日本とは違い、さらには拙いフランス語を使ってとなるととても大変でした。
銀行から不正にお金が引き出されていた時は 「日本にいた時には考えられない!」とびっくりしました。(その件は銀行が補償してくれたので、事なきを得ましたが…)
生活に慣れてくると、楽しいことがたくさん待っていました。各国の留学生との交流もその一つです。
わたしはアルゼンチン出身の女の子と仲良くなり、それまでまったく知らなかった南米の話を聞くことはとても興味深いことでした。
学生同士で、日本とは全く違う大自然にピクニックに行き鍾乳洞を見たり、たまにはおしゃれなパリへ出かけてバレエの鑑賞をしたり貴重な経験ができました。
フランス語の上達もそうですが、わたしが留学して得たものは、「もうどこでも生きていける」っと思えたことです。
使い方のわからない共同洗濯機と格闘した事から、突然のストで通学できなくなった事、フランスを出て言葉のわからないスペインへ旅行した事まで、
この留学で、生きるための強さを得たような気がします。
留学先:フランス リヨン
滞在期間:3年間
momoさん(女性)
幼少期から絵本を見てあこがれていた場所だったので、現地について早速泣きました。
思い出として言葉にまとめるのが難しいのですが、憧れの場所に自分の足で出向いて到着した瞬間のあの体験をぜひ味わってほしいです!
期間中1か月だけホームステイもしたのですが、外国にも家族ができました。
毎年クリスマスカードを送りあい、最近ではムービーになりましたが私を娘のように心配してくれています。
また水道がよく止まったり、ゴミの回収がこず町がゴミであふれたり、ストライキもよくありましたが、日本ではありえない体験ができ今ではすべて良い思い出です。
自分の人生経験が計り知れないほど広がりました。
LINEで自分だけのグループを作る。
留学中日常生活で「あ、これなんていうんだろう?」という場面が沢山あります。
そんな時すぐに調べられずそのまま…は、かなりもったいないです。
そういった時は自分だけのグループにメモをしておいて、後々時間があるとき(その日の夜がベスト)リアクションという形でその答えを記入します。
それを繰り返すと自分だけの単語帳、辞書が出来上がるのと、日常生活で一度必要になった言葉は必ずまた必要な場面があるのでその時ぱっと言葉がでやすくなります。
道具というかは勉強法になってしまうのですが。。。
最初の半年~1年で多くの方がスランプがきます。
これ以上上達しない、ペラペラになれない、全然わからない、、、
大丈夫、みんな通る道です!
そんな時は、無理に勉強せず、リラックスして遊んでみて下さい。
現地の友人と遊んでいるだけでも勉強です、暮らしているだけでも勉強です。個人差があります。
いつまでも「楽しむ」ということを忘れないでください。
留学先:フランス パリ
滞在期間:2年間
LISAさん
ヨーロッパは地続きなのでパリを拠点に色々な場所(国)を訪れることができて、とても良い思い出ができました。
フランス人は日本文化への畏敬の念や興味が高いため、結構な田舎町に行っても「日本人」であることによって優しい対応をしていただいたことが印象に残っています。
旅行先で道を聞いたカップルと話が合って、夕飯に誘われた事もありました。
フランス人は表向きはさらっとしてますが、一度仲良くなるととても深く優しくしてくれます。
iPhoneがあれば、おそらくすべてOK!
フランスに憧れて留学する人も多いですが、現実はフランス文化についていけずに帰国する人も多くいます。
フランスでは「個人主義」を小さな頃から教育として教え込まれていて、その「個人主義」には「主張」も含まれています。
そのため主張をしないと、輪に入れずに孤独になります。
とにかく議論好きなので、聞かれた事にはなぜそう思うかも含めて答える。そして向こうの意見になぜそう思うのかを問う。というやりとりをとても好みます。
あるフランス人が言っていたことで深く心に残っている言葉があります。
「フランスではフランス語を話せばフランス人。」
フランスは地続きな分さまざまな人種が生活しています。
アジア人や就職人種に対する差別は存在しますが、一般人と生活を共にしている分にはあまり気にならないと思います。
最後に「個人主義」をこよなく愛するフランス人ですが、日本人よりも人と集まることを好みます。
このへんのギャップがなんとも、笑えるフランス人です。
留学先:フランス パリ
滞在時期:2019年~
滞在期間:1年半
ひらりんサン(女性)
コロナ直前の2019年11月にフランス・パリに着き、現地滞在を始めました。
語学学校にはすでに2年間分申し込んであり、学生ビザを取っていきました。
学校はアジア系の学校で、先生はフランス人(かヨーロッパ系) の先生でしたが、生徒はみんなアジア系でした。
中国人と韓国人がほとんどで、私がいたB2のクラスには日本人が私しかいませんでした。
毎週月曜日から入学生を受け付けているのて、行ってすぐ学校が始まりましたが、すでに秋学期からの授業は9月から始まっていて、私はカリキュラムの途中から合流したので、ついていくのが大変でした。
日本で文法の勉強はしていましたが会話が全然できず、正直B2のクラスは辛かったです。
政治など難しい議題では、そもそも日本語でも意見が出せないであろう自分にがっかりしました。
中国や韓国の学生は非常にアクティブで、意見がどんどん出てくるのに、自分と来たら…と日本人であることが恥ずかしくなりました。
義務教育の学校でも大学でも、日本では議論しないと言ったら驚かれました。
そんな調子なのでいつまで経ってもクラスに馴染めず、学校に通うのが辛くなってきた頃にコロナ禍がはじまりました。
航空券の関係で日本に帰りそびれてしまったので、結局1年半ずっとフランスに居ました。
授業はスカイプに切り替わり、ほとんどみんな画面をつけていましたが、私は当てられたくないので画面をつけず空気になっていました。
せっかくフランスに来たのに大したことができずに、非常に気が病んでいました。
それでも同じクラスに韓国人の友達ができて、授業中などメッセージを送りあって「全然わかんないね」「先生面白い」などと会話をしていました。
また、同じアパートの住民の人と世間話(というより向こうが一方的に話しかけてくるのを聞く)をして、いろいろ聞き取れるようになってきました。
タイミングを見計らって帰国してしまいましたが、韓国人の友達とはまだ連絡を取り合っています。
またいつかワーホリなどでまたフランスに行ってみたいです。
語学留学したい方は、ぜひスピーキング力をつけてから行くことをお勧めします。
発音と文法はもちろんですが、いろんなころに興味をもって調べ、しゃべる内容を蓄えておくと良いと思います。
日本では自分の意見は求められないので、自分の意見が無いまま生きている人も多いと思いますが、海外では自分の意見を強く持たないとやっていけません。
自分の意見を持つ、言う、議論する訓練もすると良いでしょう。
留学先:フランス パリ
滞在時期:2020年
滞在期間:一ヶ月間
のあサン(女性)
私は大学時代にフランス語を勉強するために、パリへ語学留学に行きました。
大学に入り英語が嫌いになってしまった私は、語学の授業でフランス語を選択したことがきっかけでフランス語を好きになりました。
私の学部は文学系ではなくフランス語受講者も少なく、クラスでモチベーションを高めあえる子がいなかったため留学を決めました。
留学してからは勉強時間以外は外出し、カフェの店員さんに話しかけたりして、フランス語を話せる時間を増やそうと行動していました。
私はコロナが蔓延し始めた頃にフランスに行ったため、軽いアジア人差別なども受けましたが、またそれも良い経験です。
■ LE JOURNAL EN FRANÇAIS FACILE というサイト
■ French Radio というアプリ
上記のサイトやアプリを使って、フランス語の読み聞きに慣れて行った事です。
フランス語の教授に大学に留学で来ているフランス語話者の学生を紹介してもらい、何度か食事に行く事ができたので、話すスピードや会話のテンポを掴むことが出来たと思います。
私は留学の初日、ホストマザーに「あなたが何を言っているのか全く理解出来ない」とため息をつかれしまい、心が折れそうになりました。
ですが諦めずに、最低5人には話しかけることを目標に勉強時間以外は必ず外出して、ネイティブと積極的にコミュニケーションを図りました。
そうしたことで初日に比べて意思疎通を図れるようになっただけでなく、仏語が上手くなったとホストマザーからお褒めの言葉も頂くことができました。
この経験ができた事で、努力の大切さとそれをやり遂げた時の達成感を感じることができました。
今勉強している言語が嫌になる事もあると思います。
嫌になっても向き合うのは大事ですが、一度他の言語に逃げてみるのも良いと思います。
そうすると沢山の刺激を受ける事ができて、嫌になった言語に対してのモチベーションが戻ってくる事もあります。
また、現地での過ごし方ですが、私は1人で行動する事が多く道が分からない場所をスマホ無しで歩き、困ったら現地の方に聞くという事をしていました。
それは直接的な語学力向上には繋がらないかもしれません。
でも現地の方に話しかける勇気や、分かる範囲で精一杯話す事に慣れるには良い方法だったのではないかと思います。
留学先:
フランス
留学時期:大学生の時
Kさん(男性)
私は大学生の時にフランスに留学をした経験があります。
留学を自分で志した事で、自分の人生をどんどん楽しんでいく事ができるようになりました。
自分らしい人生を歩んで行く中で、いかにして素敵な毎日を送っていけるかは自分の憧れる国の文化や芸術等に、どこまで関わって行く事ができるかが重要な事だと考えています。
普段からより憧れる国のカルチャーに触れていくようにする事で、自分の人生をより実り多くしていく事ができると思います。
芸術や食文化等、世界の中心として多くの方が憧れる国ですので、そのような国で過ごす時間・体験は、大きく自分の考え方に影響を及ぼしました。
出発前は大変な期待と同時に、異国に出ていく不安も大変大きかったのを覚えています。でも、自分を試していく事も重要だと思い決意しました。
ホームステイ先から語学学校まで、自分で選んで快適な滞在を送ることができ、楽しみながら自分の好きな文化や芸術に触れる事ができました。
最初は緊張と、なかなか上達しない語学力に苛立つ事も多かったのですが次第に慣れていき、現地でできた友人達と素敵な時間を楽しんでいく事ができました。
やはり習うより慣れろの精神で、積極的にどんどん自分から挑戦しコミュニケーションを図っていく事が、多くの知見や経験を積んでいく事ができる秘訣だと思います。
普段の自分の環境とは全く異なる環境の中で素敵な時間を過ごす事ができたのは、自分にとっても大変貴重な財産になりました。
留学先:フランス グルノーブル
留学時期:2019年
留学期間:一ヶ月間
ひゃくサン(女性)
私はフランスの南東部に位置するグルノーブルという都市に留学した事があります。
留学中の週末に語学学校の友達と南仏に遊びに行く計画を立てていたのですが、当日グレーブ(ストライキ)が行われることが前の日に発覚しました。
私たちが乗る電車は運行するのか?どの程度グレーブの煽りを受けるのか?
日本のように丁寧にホームページに情報が載っているわけでもなく(もちろん日本ではストライキ自体が起きませんが)、幸いにも友達の中にフランス語上級者の人がいたので、その人を筆頭に駅の係員に事情を聞きに行きました。
結果として臨時バスが出ることが分かり、乗車場所も無事判明して、時間はかかりましたが目的地の南仏に着くことができました。
南仏の街は、私たちが留学していたグルノーブルという盆地の街とは風土が全く違い、一生の思い出に残る週末を過ごすことができました。
また、私はフランス語が上手な子の後ろにひっついていただけではありましたが、不測の事態に対応できたことで少し自信がつきました。
日本人の友達も外国人の友達も作ることです。
まず日本人の友達を作ることについてですが、日曜日にグルノーブルの郊外にある寮に到着した私は、初日のご飯すら用意することができなかったのです。
日本のように、ふらっと歩けばファミレスがあるようなところではありませんでしたし、飲食店があったとしても日曜日で閉まっています。
そんな時、一足早くフランス入りしていた、先述のフランス語が堪能な友達(この時点では初対面)が、少し遠くのマクドナルドに案内してくれました。
その友達とは留学期間の一ヶ月間仲良くしてもらい、今も親交があります。
あえて日本人の友達を作らないほうが語学が上達するという意見もあり、それは確かだと思います。
でも、特に留学初心者の方の場合は同じ国出身の友達がいた方が、現地でできることの幅が広がると思います。
また、私はフランス語の教室で同じクラスだったメキシコ人の女性と友達になりました。
お互いフランス語は初修レベルだったのでカタコトな英語で会話していました。
何気ない会話を一ヶ月間続けていたのですが、最終日になんと彼女が日本の漫画好きで、しかも好きなタイトルを見せてもらうとなかなかコアなBLばかりで、いずれも私が読んだことあるものだったのです。
こんなところでBL好きがいるとは思いませんでしたし、なんで今まで知らなかったんだろう!という気持ちにもなりました。とても印象に残っています。
Google翻訳を使いました。
ただ、いざアレを使って会話をしようとすると、アプリ起動などでタイムラグが生じてしまったので、次に留学に行くときはポケトークなどの通訳専用デバイスも視野に入れたいです。
カップ麺などをいくつか持っていくといいと思います。私のように初日に食にあぶれることもないですし、現地でカップ麺を買うと高いです。
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