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連載:第1部 2018年12月 - 2020年12月
漫画タイトル:チェンソーマン
掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
作者:藤本タツキ先生
出版社:集英社
mopanサン
男性
チェンソーマン
デビルハンターものとしてよくある粗筋。この点に特筆すべきものなし
主人公のマインド、夢も希望もない環境下でもある意味タフに、ある意味投げやりにささやかで儚い現在の幸福感だけを守ろうと血塗れになり続けるところ。
面白い理由に書いたことが革新的ともいえるが、主人公の無感動無関心は読者から見て哀れでさえある。
ジャンプ的ヒーロー像とはかけ離れており、とは言えアニメなどでよく見る気弱で迷てばかりの思春期キャラでもない。
主人公には生きる意味や正義、主義、その他もろもろのヒーロー要素は皆無であるが、その空虚さにこそリアリティが感じられ、つまらない現実に生きるしかない世相を反映しているように思える。
特にラストの空虚さは格別だった。
最愛の者がラスボス的な展開はこれまでにも多くあったが、倒しても大げさに悲しむこともなく、しかも処理方法として「俺○○さん好きだから」と一月かけてシッカリ調理の上で食ってしまう。
しかも「こんな仕事やめた」ともならず、生活の為に今後も続けるようだ。
絵が汚い。但し読むきっかけがこれだった。これほど汚いと逆によく見ようとしてしまう。
すでに完結
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