タイザン5作品一ノ瀬家の大罪が面白い・人気の理由を分析|漫画研究

 

<< イラスト設置予定箇所 >>

 

 

漫画タイトル:一ノ瀬家の大罪

掲載サイト:週刊少年ジャンプ

連載:2022年11月 ー

作者:タイザン5先生

出版社:集英社

Wikipedia

 

一ノ瀬家の大罪の分析|漫画研究 by けけ丸

けけ丸サン
男性

 

分析する漫画のタイトル

一ノ瀬家の大罪

 

一ノ瀬家の大罪のあらすじ

中学生の一ノ瀬翼はとある事故で記憶喪失になってしまう。

 

病院で目が覚めると自分の家族だと名乗る人物たちが(父、母、妹、祖父、祖母)。

 

なんと事故の影響で家族全員が記憶喪失に!?そしてその家族には全員ある秘密があって、、、

一ノ瀬家の大罪が面白い理由(参考にすべき点)

まずこの漫画の作者タイザン5先生は、人間の不安を煽る描き方をするのがとてもうまいと思う。

 

話題になった前作の「タコピーの原罪」も、人間の醜い感情やそこから生まれる人間関係の複雑な部分、それを短いページ数で読者に理解させ引き込んでいく描き方はかなり計算されているのだと思う。

 

この「一ノ瀬家の大罪」も初めの楽しそうな雰囲気から、ジェットコースターが落ちるような急展開を迎え、何度も同じページを読んでしまう中毒性がある。

 

一ノ瀬家の大罪の新しいところ(革新的なところ)

登場人物が記憶喪失という漫画は、探せば他にいくらでもあると思う。だがこの作品は家族全員記憶喪失。

 

しかも全員が何か秘密を抱えている。

 

記憶喪失になっている人の身近な人は、何かしら知っていることがあるはずなのにそれが全くない。これは自分が家族の一員になって物語を楽しめる感覚なのだと思う。

 

これを週刊少年ジャンプで連載しているのだからなかなかに恐ろしい。

 

一ノ瀬家の大罪の改善点(参考にする必要ない部分)

いい意味で細かく描きすぎていると思う。小物や背景、人の表情などがとにかく細かい。

 

隅々まで読んで考察していって欲しいのだと思うが、一定層の読者には飽きられてしまう事もあると思う。

 

最新話まで読んだ自分なりの考察

 

■ 大罪と言われて思い浮かぶのは「七つの大罪」。

 

傲慢・嫉妬・憤怒・強欲・怠惰・暴食・色欲がある。これがこの家族に当てはめられるのではないかと思うが、、、

 

この家族は6人家族だ。ですが第一話の最終ページを見てほしい。椅子が一つ余っている。

 

そして翼と妹の詩織は歳が離れているのに、リビングには同じ書道の作品が2枚。もしかして翼か詩織は双子だったのか?

 

■ 最新3話まで読んで、翼は記憶喪失ではないのでは?と考えられる。

 

記憶喪失ではなく「二重人格」なのではないか?

 

二重人格は強いストレスを抱えると、それから守ろうとしてできるもう一つの人格で、その人格が表に出ている時は心の部屋にいると言われている。

 

ここで漫画を見てみると翼が部屋にいる描写が多い。これは回想ではなく心を映しているのではないか?

 

思ってもないことを言ったという場面もあるので、二重人格者の可能性が高い。

 

一ノ瀬家の大罪のキャラクター相関図

 

※作成中です※

 

一ノ瀬家の大罪 第1話の構造

 

※作成中です※